初めての物件選びでは、正直よく分からないのいが生活設備のチェック方法。まず、注意点だけは押さえておこう。
次に、シェアハウスの生活設備を見る時の注意点をまとめてみます。
ただし、物件の管理に気を配っている事業者さんは(本当に必要な所には)それなりの設備投資をしてくれているものですし、見栄えが立派でも、メンテナンスがされていなかったり、適切な利用ルールが設定されていなかったりする設備は快適に利用する事ができません。
また、「本当に必要な所には」というのが大事で、見た目の良い設備が揃っているけど、実際に必要な所は案外適当で不便、というのでは意味がありません。この辺りは実際にそこで生活した人にしか分かりませんから、運営事業者さんが日頃から入居者の声に耳を傾けているかどうかで差が出てきます。結局、立派な物が取り付けてあればそれでOK!というものではないんですね。
という事で、いきなり盛り下げてますが(^_^;)、設備のチェックポイント、行って見ます。
はい、大事なのはココです。そもそも、そのシェアハウスの入居人数に対して、十分な数の生活設備が用意されているのかどうなのか?例えば、次に挙げた物が不足していると、日々何かと不便を感じる事になります。
風呂
洗面台
キッチン
冷蔵庫
洗濯機
靴箱
風呂は・・大事です。言うまでも無いですね(笑)。特に朝の時間帯は皆が利用しますから、きちんとした運用ルールが決められている事が重要になります。
洗面台も同じく「朝」大事になります。特に男性の場合、MY鏡を持っていない事が多いので、混雑するとたまに揉めます(^_^;)。ちゃんとある程度の数が設置されているか、チェックが必要です。
キッチンも、自炊する人が多いと順番待ちが起こります。19~21時ぐらいは混み合いますから、あまり手の込んだ時間の掛かるものを作るのは遠慮した方が良いかもしれません。
そして冷蔵庫。入居人数に対して冷蔵庫が小さすぎたりすると、パンッパンになります。メチャクチャ不便ですから、きっちりチェックを入れましょう。内見時に中を見せてもらって、隙間無く詰め込まれていたら黄信号です。
洗濯機も、土日に利用が集中するので、足りないとトラブルの元になります。10人いるのに1台だけ、とかだと少しキツめです。
靴箱、これは意外と盲点です。シェアハウスでは玄関は共同で使用しますから、当然靴箱も専用のスペースが取ってあるのが一般的です。が、人数が多いので、1人当たり最大でも2,3足程度しか置けない場合がほとんどです。靴命!なファッショナブルな人は、靴の収納場所を考えなくてはならないかもしれません。
シェアハウスの共用設備は、コイン式になっていて使う度に利用料が必要になる場合があります。また、共用部分の水道光熱費がシェア形式などで別途請求されるスタイルの物件もあります。
コイン式を敬遠しがちですが、例えば仕事が忙しくてあまり帰らないなど、毎月それ程共用設備を使用しない、という生活スタイルの人もいます。こういった場合、全員均等に課金されるスタイルでは無駄に負担が増えるケースもあります。実際に課金される料金と利用頻度などを考えて、1か月分の費用計算をしてみると良いでしょう。
ただし、コイン式の場合、単純に毎回小銭が必要になるので煩わしい、という部分は確かにあります。
最初に書いたとおり、シェアハウスの共用設備は設置して終わり、ではありません。運用ルールを設定や、設備自体のメンテナンスがきちんと行われている事が大事です。明らかに設備が汚かったり、壊れていたりする場合は放ったらかしの可能性もあります。
また、運用ルールを聞いた時に「まぁ、住人さん同士で適当にやってもらってます」といった回答の場合、その謎のローカルルールを理解するまでにしんどい思いをするかもしれません。
という事で、ある程度の運用ルールがちゃんと存在するか?という点もチェックしたい項目の1つです。
などなど。個別の設備関係は色々と細部に渡って分量が増えてしまいますので、またその内、改めて書いていきたいと思います。